2030年における死因の予測解析(2019年時点)をざっと見てみた

医学生向け知識
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整合性のない脚注開始用の簡単コード:

“rateなのかどうなのかという鋭いツッコミを入れることができる人はそもそもこの大前提の説明なんぞ聞かずともすむ方々であろうと思われるのでとりあえずこのままで許してください…である死亡率を検証する必要がある…”

 

*内容が暗いため、ちょっとばかり明るい写真を使っています

 

今回は、2030年の死因について、考察されているデータについてみていきたいと思う。

 

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結論からお迎え

 

端的に言えば、ほとんどの病気で死ぬ人はどんどん少なくなっていく。

一方で病気ではない老衰や、交通事故などといった原因で死ぬ人たちが増えてくるようになる。

詳しく見ていこう。

大前提:死亡「率」を見る理由

まず、大前提として、これは死亡数ではなく、死亡率で考える。今後、2040年以降はどんどん人口が減っていくばかりなので、死亡する数の人の母数がどんどん増え、そして2040年以降は減っていくはずなのである。

厚生労働白書(2019)

なので、その疾患による死亡が実際に減少したのかどうかを検証するためには、その死亡の割合((rateなのかどうなのかという鋭いツッコミを入れることができる人はそもそもこの大前提の説明なんぞ聞かずともすむ方々であろうと思われるのでとりあえずこのままで許してください…である死亡率を検証する必要がある。

 

どんな病気で死ぬことになるのか

 

こちらは、東京都が、東京都内に関してだが、出した示唆的な解析結果である。

 

www.tokyo-eiken.go.jp

 

これらを見ていると、ほとんどの病気で死ぬ人たちは少なくなっている。特に血管系の循環器系の疾患では、予防や啓発活動がうまくいき、死亡率がどんどん減っていくことがわかる。

 

ただ、癌については、ほとんどの癌が頭打ちになって減っていくものの、増え続けると予想されているものもある。結腸癌、膵臓癌などの消化器の癌、そして子宮癌が特にこれに該当するようである。

 ほとんどの顔が死亡率が減少しているのは、医学の進歩他ならない(と信じたい)。

 

一方で、他の比率が下がることにより、相対的に、交通事故や自殺などの率が上がることになる。交通事故に関しては、内閣府がとても興味深いデータを示しており、この交通事故の増加に対しては、日本車の技術である自動運転が、その予防に対して有効になるようではないかという示唆を出している。期待が高まるばかりである。

世界の主要死亡原因将来予測(内閣府)

 

このように医療のみならず、他の分野でも協力しながら死亡率を全体的に下げていくというアプローチも今後はより重視されることも考えられる

 

おまけ:なんでこんなことを考える必要があるのか(私見)

そもそも、なぜこのようなことを考えなければいけないのか。

これは、見ての通り、「死」の実態がどんどんと変わっていっているからである。

そのため、不慮な死亡を減らすための対策がも変化していく必要があるわけだ。

 

これは、医学の研究や、医療の従事者への教育も含まれる。

端的に言えば、今、この瞬間に受ける教育で、未来の社会において適応できるのかどうか、未来における人の死に対応できているのかがわからないともいえるわけである。

 

そのため、私たち医学生をはじめとし、社会全体で未来を見据えながら、日々精進していく必要があると感じるのである。 

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