本を通じて旅に出よう!フィンランドが題材になったオススメ本紹介

オススメ本紹介
スポンサーリンク

みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごされる予定でしょうか?

もしかすると中には、「ゴールデンウィークは海外で楽しむ予定だったのに…( ;∀;)」という方もいらっしゃるかもしれません…

残念ながら今は旅には出れませんが、そのかわりに、お家で本を通じて旅に出てみませんか??(*^^*)

今回はその中でも、フィンエアーのおかげで日本に住んでいてもぐっと身近になったフィンランドを題材とした作品の中でおすすめのものをご紹介します(^^♪

スポンサーリンク

フィンランドを題材としたオススメ本

f:id:gtdsng2018:20200428231312j:plain

ヘルシンキ ヴァンター空港のムーミンショップ

かもめ食堂 – 群ようこ

突然ですけど、皆さんは宝くじが当たったらどうしますか?

世界中を旅したり、仕事も早々とやめちゃったり…(笑)

この本の主人公サチエは、宝くじが当たって、なんとヘルシンキに日本料理屋さんをオープンさせます。

初めは全くお客さんも入らないのですが、ひょんなことがきっかけで徐々に賑わいを見せ始めるお店の物語です。

全くもって知らないところに飛び込んでいき、そこでチャンスをつかんだときの気持ちってどんな感じなんでしょう。きっと想像できないくらい満ち溢れた気持ちになるんだろうなぁ…と思いながら読み進められる1冊です。

ヘルシンキにあるかもめ食堂の店主は日本人女性・サチエ。いつもがらがらなその店に訳ありげな二人の日本人女性がやってきて……。普通だけどおかしい人々が織りなす、幸福な物語。映画原作。

かもめ食堂 | 株式会社 幻冬舎

映画化されているので、もしかしたらそちらをご覧になった方もいらっしゃるかも?

(私は残念ながら映画は見てません…(;^ω^)

こちらのロケ地も実際にヘルシンキにあるんだとか。

かもめ食堂
ぐるぐる王国FS 楽天市場店

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 – 村上春樹

個性がなくてつまらない。自分に対してそんな悩みを抱えたことはありませんか?

自分なんて、いくらでも替えが聞く人間なんだ。

学生として研究をしている私は、常にそう痛感しながらパソコンと机に向かいます。

(ちなみに、面と向かって「おまえの替えなんぞ、いくらでもいるんだからな!!」と言われたこともあります。前のボスですが…(;^ω^)

この本は、いくら自分が没個性的だと思っていても、結局自分は誰かのかけがえのない存在なんだ。いや、そういう存在であることができるんだ。

そんなことを感じさせてくれる作品です。

物語の後半、主人公の多崎つくるはフィンランドへと旅立ちます。

彼にとって、フィンランドはどういう土地なのでしょう。

未知の世界?でも、知らないって言ったら、自分のことだって言われてみればよく知らないでしょ?あれ…?

絶妙な違和感を描き出す村上春樹さん、そこから何を感じ取るかは、あなた次第です。

多崎つくる鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。全米第一位にも輝いたベストセラー!

文春文庫『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹 | 文庫 – 文藝春秋BOOKS

いつも凡人にはついていきにくい独自の「村上ワールド」を展開される村上春樹さんですが、こちらの作品は比較的読みやすいものかと思います。

実際、私が一番共感しながら読み進められたのもこの作品なんです。

ハルキスト初心者にもお勧めできる作品です!

とりあえず私にも!!沙羅みたいな恋人を!!!ください!!!!

青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記 – 高橋 絵里香

個人的に、最も影響を受けた一冊。

日本の中学校に違和感を抱き、一人でフィンランドの高校へと進学を決意した筆者。

世界一と賞されるフィンランドの教育に出会い、日本との違いに戸惑いながらも、自分らしさとは何なのかを考える。

言語や文化などの壁にぶつかりながらも、ホストファミリーやクラスメイトから支えられながら過ごしていく毎日が生き生きと感じられます。

その語りかけるような独特な筆致が、たとえ筆者にとっては苦しい出来事であったであろう内容さえも生き生きと感じられて、その生活への充実感がとても伝わってきます。

フィンランドで高校生になる!
小学4年生のときに読んだ「ムーミン」の物語。その魅力に導かれてフィンランドへ旅立った16歳の少女が出会ったのは、温かい人々と、真の教育だった。

『青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記』(高橋 絵里香)|講談社BOOK倶楽部

普通、留学に行くって言ったら、大学のときにどこかにいくとか、高校の時にその学校の交換留学のプログラムでいくとかが普通じゃないですか。

行くとしても、協定校とか、せめて英語が通じそうなところとか。留学斡旋プログラムがあるところとか。

筆者の高橋さん、ご自身でムーミンの世界にあこがれて、フィンランドの高校への進学を何の斡旋もない中、実現しちゃいます。

その背中を押した力、そして現地で苦しい時期を耐え抜いた力。それは果たして何だったんだろう?

でも、それがあるからこそ、今があるわけですよね。

踏み出せば、何か違う世界に飛び込めるかもしれない。

そんなメッセージを感動とともに届けてくれる作品。

ちなみにですが、この本のタイトルになっている「青い光」ですけど、とても素敵な意味が込められているので、気になる方はぜひ本を手に取ってご覧になってくださいね(*^^*)

特に、同世代、そして私よりも下の世代の人たちに読んでほしい。

そして、その世代のお子様をお持ちの親御さんたちにも。

私も、こんな子供ができたら、満面の笑みで送り出せるような親になりたいなぁ…

その前に相手見つけなきゃ仕方ないんですが!!!(;^ω^)

本を通じて旅に出よう!!

f:id:gtdsng2018:20200429000156j:plain

いかがだったでしょうか!!

私のレパートリーから、フィンランドに関連する作品を3作、紹介させていただきました。

ちなみにですが、私がヨーロッパに初めて降り立ったのもフィンランドなんです。

書いててめちゃくちゃ懐かしいー!ってなってました(笑)

また行ってみたい気持ちがどんどん強くなってきて…

早く!大手を振って旅行に行ける日が訪れるといいですね!!

「時間がないから読書ができない!」という方!

読書の際にオーディオブックはいかがでしょう?

Amazonのオーディブルというプログラムに使えば、本を音読してくれますよ!

私は、通学時間やランニングの時間などに活用しています。いつでもどこでも本を読むことができるので、時間を有効活用できて便利です!(*^-^*)

Amazon Audibleはこちら

また、なぜ私がここまで読書をお勧めしているのかについてはこちらの記事をごらんください(*^-^*)

今まで紹介してきた本はこちらをどうぞ!

医学部って、苦しいけど楽しい!

以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!

まだまだ未熟だけど頑張るよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村

マイル旅、最高!

実は私、普段は「マイル旅」のことをメインにブログを書いています(*^-^*)

マイルを貯めて、使って、お得に世界中を旅したい!あなたも「マイル旅」、始めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました