ついに私の手元にも、新しいKyash Card(キャッシュカード)が届きました!
これで、VISA加盟店での利用にてどこでも1%還元が受けることができます。
クレジットカードとのポイント2重どりが可能なこのカード。
このカードが届いたことで、今まで持っていたKyash Card Liteでは5月から0.5%しかポイント還元がなされない中、1%の還元率を維持できます。
このようにお得感満載のKyashカードですが、実はお得さだけではなく、利便性も向上しているんです!!
まず、従来のカードに比べて、海外の店舗でも利用が可能になりました(もちろんVISAカードが使えるところに限りますが…)。
また、このカード、VISAが提供するコンタクトレンズ決済である“VISAタッチ”に対応しました。そのため、海外での利便性が爆上がりです!
具体的には、お会計が素早く済むだけでなく、スキミングなどといったクレジットカードの情報を不正に入手されることを予防できたりします。
このような利便性から、海外では、キャッシュレス決済としてタッチ決済が主流になっている国も多いんです。従来のカードを機械に通す方式では、むしろ手間取ってしまうこともあります。
さらに、日本のSuicaのようなイメージで、クレジットカードをタッチするだけで乗車できる公共交通機関などもあり、その際には大きな威力を発揮します。シンガポール、パリ、ニューヨークの地下鉄ではこれが当たり前なんです!(*^^*)
このように、どこでも決済をしたら1%の還元率を提供してくれるお得なKyashカード。
しかしながら、国内ではそうだったとしても、果たして海外で使っても、ほんとにお得なのでしょうか??
今回は、他のカードと比較して考えてみたいと思います。(/・ω・)/
海外でクレジットカードを使うと手数料がかかる
そもそもなぜ他のカードと比較したいと思ったかというと、海外でのクレジットカード利用は、国内とは違って一筋縄ではいかないんです。
もちろん利用すること自体は簡単にできます。しかしながら、日本で決済する場合と比較して圧倒的に違うのは、為替レートに加え、カードごとに所定の手数料が加算されるということです。
とはいえ、この手数料を鑑みても、通常の決済では、両替をすることに比べれば微々たるものなので、あまり何も考えずにクレジットカードを使うのは辛いですが、私たちは1%レベルでポイント還元率を考えているわけです!!
この点は看過することができません!(笑)
では、実際に見ていきましょう!!
Kyashカード
Kyashカードを海外で利用した場合には、実になんと3%!
【円換算額について】
海外オンラインサイトご利用の際は、ご利用時におけるVisaの定める為替レートを基準とし、円換算した金額に海外サービス手数料3%を加算して請求いたします。
例)1ドル100円である場合、海外サービス手数料3%の加算により1ドル103円にて円換算額が計算されます。
ということは、10,000円分の決済を海外ですれば、なんと300円もの手数料を取られると言うことなんですよ!!!
これは驚きですね。決して小さくない額です。
でも、この手数料がとられてしまうのは、他のクレジットカードでも同じです。
では、具体的にどれくらいかかってくるのでしょうか?
カードごとに見ていきましょう。
三井住友カード
ANAカードでVISAもしくはMasterCardを持っている人は、三井住友カードを利用していることになります。こちらの手数料は、2.2%です。
DCカード
また、JALカードでVISAもしくはMasterCardを使っている人は、DCカードというカードにあたります。こちらは、海外では2%の手数料かかります。
レートについて
ご利用代金の日本円への換算には、Visa WorldwideまたはMastercardが適用する換算レートを使用いたします。
なお、換算に際しましては、海外利用にかかわる事務処理コストとして、当社が定めた2.00%(税別)を加算させていただきます。
ご利用日の換算レートではありませんのでご留意ください。
DCカード 海外でのご利用方法|クレジットカードなら三菱UFJニコス
なんと、同じVISA、マスターカードでも、JALカードとANAカードでは手数料が違うんですね。
では、その他のカードはどうでしょう。
JCBカード
JCBカードは、比較的安く、1.6%です。
換算レート
海外加盟店でご利用の際、JCBが海外加盟店などにご利用代金の支払い処理を行った日を換算日とし、換算日の基準レートに1.6%を加えた換算レートで日本円に換算します。
海外でのカード利用上のご注意|クレジットカードなら、JCBカード
ちなみにこれは、JCBのプロパーカードであり、提携カードではないことに注意してください。
その他にも、国際ブランドにより、手数料は異なるカードがあります。
例えば、楽天カード。
楽天カード
VISA、MASTER、JCB、アメックスのどれを使っているかで、手数料が異なります。
同じ方式をとっているのがセゾンカードです。
セゾンカード
こちらも国際ブランドに応じて、手数料が異なります。
注意すべきは、JCBカードでの支払いの場合、他のカードとは異なり、セゾンカードの手数料としてさらに0.5%が加算されている点です。そのため、JCBの手数料は他のJCBカードと比較して少し高めに感じてしまいます。
最後に、海外旅行での保険が充実しているエポスカードを見てみましょう。
エポスカード
海外でのショッピングご利用代金は現地でご利用いただいた加盟店より、Visa決済センターにご利用データが到着した時点でのVisaインターナショナルが指定するレートに、海外利用に係る事務処理費として当社が1.63%をプラスしたレートで日本円に換算いたします。カードをご利用になった日のレートではありませんので、ご了承ください。
海外のカード利用に手数料はかかりますか? | エポスカード よくあるご質問
VISAカードで、レートは1.63%です。ほかのに比較すると低めですかね…?
以上のカードの手数料を求めると、このような表になります。
VISA | MASTER | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
三井住友カード | 2.20% | 2.20% | – | – |
DCカード | 2% | 2% | – | – |
JCB | – | – | 1.60% | – |
楽天カード | 1.63% | 1.63% | 1.60% | 2% |
セゾンカード | 2.20% | 2.20% | 2.15% | 2% |
エポスカード | 1.63% | – | – | – |
KYASH CARD | 3% | – | – | – |
やはり、Kyashカードの3%に目が行きますね…
3%は、最も手数料が高いですね。
相場が1.6~2.2%であることがわかりました。
ただ、Kyash Cardでクレジットカードのポイント2重どりをする場合、さらに1%のポイント還元がついてきます。
しかも、ポイントを2重取りするために他のクレジットカードを自動チャージに設定にしているとき、そのチャージに使うクレジットカードには、Kyashから日本円で請求されるわけです。
すなわち、その自動チャージのカードには、為替手数料がかかりません!
そのため、手数料の3%から、還元される1%を差し引いて考えれば、実質手数料は2%と考えることもできます。
こう考えると、他のカードと比較しても、そこそこ太刀打ちのできる手数料とも見れますね!!
まとめ!
今回の記事では、Kyash Cardと、他のカードに起きる手数料を考えてみました。
改めてそれぞれのカードの手数料を見てみましょう。
VISA | MASTER | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
三井住友カード | 2.20% | 2.20% | – | – |
DCカード | 2% | 2% | – | – |
JCB | – | – | 1.60% | – |
楽天カード | 1.63% | 1.63% | 1.60% | 2% |
セゾンカード | 2.20% | 2.20% | 2.15% | 2% |
エポスカード | 1.63% | – | – | – |
KYASH CARD | 3% | – | – | – |
手数料を考えても、やはり楽天カードの破壊力はバツグンですね。
手数料が低いうえに、ポイント還元は1%と高水準をたたき出してきます。
とはいえ、どのクレジットカードも、よくよく考えてみれば同じような還元率をたたき出しています。
しかし、私たちは0.5%単位でのポイント還元率にこだわってきたはずです。
ここで、手数料に妥協していてはいけません!!!
とはいえ、これだけ率の高いKyashカードも、こう考えてみると、実際に活きそうな場面もありそうですね。
KyashカードにはVISA, MASTERのカードしか登録できませんのでその範囲だけで考えれば、例えばですが、三井住友カードを海外で利用する場合には、Kyashを1枚噛ませたほうがお得な可能性があります。
先程述べたように、Kyashカードで支払えば、手数料の3%のうち、1%はポイント還元で返ってきますから実質手数料は2%です。
しかし、三井住友カードをそのまま海外で使った場合には、2.2%の手数料がとられます。
こう考えると、0.2%だけ、Kyashを使わないだけ損なんですよね!
Kyashを間に挟もうと挟むまいと、クレジットカード本来の決済分で付与されるポイントは変わりません。
このように考えれば、手数料が2.2%を超えるカードを使うよりかは、Kyashカードを使う価値があるかもしれませんね!
しかしながら海外での決済の場合に大切になるのは、手数料だけではありません。
例えば、利便性も重要です。
冒頭で述べたとおり、海外ではタッチ決済が主流になりつつあります。そのため、タッチ決済に対応していないカードは、どちらかというと不便かもしれません。少し手数料がかかってでもタッチ決済に対応しているカードを選んだほうがスマートです。
利便性という意味では、そのお店がそもそもその国際ブランドに対応しているか、という問題もあります。
例えば今回、JCBのカードが軒並み手数料が安かったわけですが、海外にはVISAやMASTERなら使えるけれども、JCBのカードが利用できない、という店舗も多くあります。どれだけレートと還元率が良くても、使えなかったら意味がないですよね(>_<)
さらに、海外で利用した際にポイント還元率がグッと上がるカードもあります。
例えばセゾンカードは、セゾンクラッセを通じて一定の条件を達成すると、海外でのポイントが5倍になったりします。AMEXも海外利用時にポイントが増加します。
この辺りを具体的に計算しなければ、本当にお得かどうかまでは判断がつきません(;^ω^)
結論
- Kyashは2.0%以上の手数料がかかるカードを使うよりはお得(かも)
最後に
いかがだったでしょうか!
普段は何気なく使っていたカードですが、海外での利用を考えるとなると、そこそこ話が複雑になってくるんです(・∀・)
でも、それだけ奥が深いということですね!
皆さんも是非、ご自身のカードを確認していただいて、最適な海外での相棒を探してみてくださいね!!!
Kyashカードは現在、お得な入会キャンペーンも実施中なのでまだ発行されていない方はご活用ください(*^^*)
マイル旅、最高!
以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!
早く次の旅に出たいよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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