カンボジアを代表する遺跡「アンコールワット」を有するシェムリアップ。
旅好きの定番スポットで、そこまで旅行に興味がなくても「生きている間に1回は行ってみたい!!」とおっしゃる方も多いです。
でも、実は、シェムリアップにある遺跡はアンコールワットだけではありません!
カンボジアにはシェムリアップの郊外や少し遠方にもかなりいろいろな遺跡があって、そのような遺跡を巡ってみるのも旅行の1つの醍醐味かと思います\(^o^)/
今回はシェムリアップから離れて、タイとカンボジアの国境に位置する遺跡「プレアヴィヒア」についてレポートします(*^^*)
プレアビヒア遺跡の概要
プレアヴィヒアは、シェムリアップの郊外にある遺跡の1つです。
そこそこ時間がかかりますね…(^o^;)気合をいれて行かないといけません。
道中にはコーケー遺跡もありますから、そちらを訪れつつ行ってみるのもいいかもしれません!!コーケーに行くまでにはベンメリアもありますよ\(^o^)/
私もベンメリアとコーケーに立ち寄りながらプレアヴィヒアに向かいました。
それでは実際に向かってみましょう!!
実際に行ってみた!プレアヴィヒア遺跡 (Preah Vihear)レポート
それでは今から、プレアヴィヒアの見どころをポイントごとに紹介していきます!
見どころその1:遺跡に行くまでのアトラクション感ある道のり
シェムリアップから3時間。ついに遺跡へ…!
と思ったりするのですが、なんとここで車を乗り換えます。
一般の車だと遺跡の近くまで行けないんだって!
遺跡の麓でこんな車に乗り換えて、遺跡を目指します!!
ちなみにですがこの車、
なんと荷台に乗れます。
日本だと違反になっちゃいますからかなり貴重な体験かもしれません(^o^)
風にあたってきもちよかったけど、なんせ揺れる揺れる…(^_^;)
山道を登っていくのですが、比較的平坦な道もあれど、かなりな急勾配の場所もあります。
確かにここは観光バスとかだったら通れないだろうな…!というほどの急勾配でした。
ちなみにですが、こんな山の中でも、道沿いには小さなお家とかがありました。
非常に生活感に溢れていて、逆に感動しました…!
そんなこんなで、10分あまり荷台で揺られているとついに頂上へ到着です!
ここも生活感溢れていて、鶏さんたちがお出迎えしてくれました(*^^*)
それではここからは遺跡の内部へと向かっていきます!
見どころその2:タイとカンボジアの国境地域
プレアビヒアはタイとカンボジアの国境にあります。なので、少し道を間違えればタイへと入ってしまう可能性もあります。
今は落ち着いていますが、この地域は昔タイとカンボジアが争っていた地域でもあり、度々軍事衝突が起こっていた地域でもあります。
ですが今はカンボジア領として、世界遺産にも登録されて管理されているわけですね!
車から降りて左側に見えるこの石積みの壁。この奥を見ると…
木がひたすら生い茂っています。でもそれだけじゃないんです…!
奥にぽつんと写っているのはタイ側の建物。
少し見えにくいのですが、建物の上にはタイの国旗が掲げられています。
間違っても決してタイ側には行かないでくださいね!!
遺跡のルートをまっすぐ進んでいけば全く問題ないのでご安心ください(*^^*)
それでは遺跡の部分に向かいます。
見どころその3:きれいに整備された参拝道
まずはいつものお出迎え。
ここまで来るともう顔見知りになりつつある大蛇さんたちです。
この遺跡は復元されていることもあり、大蛇さんの胴体もしっかりと長く続いています。
このように大蛇さんが通路を形作っているのが本来の形なんだそうですよ!
ちなみにですが、振り返ってみて階段の下側を見てみると、こんな小道が出てきます。これが、タイ側につながっている通路なんです。ちょっと緊張感ありますね…(^_^;)
ちょっと上から撮影。何度もいいますが、見ていただいたら分かる通り、遺跡の本来の道を離れなければ迷いませんので安心して遊びに行ってくださいね!
見どころその4:カンボジアのお札のモチーフになった遺跡
さて、階段を進んでいくと次の建造物が見えてきます。
こちら、なんとカンボジアのお札のモチーフとなっている建物なんです!!
でも、今にも倒れそうになっていて、頑張って外の骨組みで補強しています。
もしかすると、いつかは倒れて崩れてしまうのかも、しれませんね…
どのお札のモチーフになっているかは、現地でぜひご自身の目で確認してくださいね(^_-)-☆
見どころその5:ひたすら「世界遺産」アピール
さてさて、こちらの建物を後にして、また石畳の道を進んでいきます。
道の脇にはところどころに灯籠のようなものが立ち並んでいました。
地味ーに世界遺産アピールをひたすらしてきます笑
反対側には、ユネスコの旗も建っていました。
カンボジア、ユネスコ、国連の3つの旗が並んでいました。
もう少し進んでいくと、この道沿いに溜池もありました。沐浴場かな?
また更に進んで階段を登ります。
ここも階段の脇にある石像とかが切り取られていたりします。このような遺跡の石像って、カンボジアの国のアチラコチラで盗まれているんですって。なんだか残念ですね。
階段を登りきると、こんな感じ。
右に見えるのが先ほどの沐浴場っぽい溜池です。結構来ましたね…!後もう少しです。
見どころその6:美しい保存状況の遺跡
そこに見えてくるのが、またきれいな石の遺跡。
周りの芝生もきれいだったので、つい別角度からも撮っちゃいました(*^^*)
彫り込まれている彫刻も繊細で美しいです。
さて、この通路、なんとこのようにまっすぐ奥まで通路がつながっているんです!!ここをさらに通り抜けていきます!!
そしてその先に見えてくるのが、最後の遺跡です。
なんだかかなり歩いた感じもしますが、ここで本当に最後です!
かなり明るく開けてきました。
かなりポッカリと開けた印象です。
天井がないだけでこれだけ開放感があるんですね…まさしく天空の遺跡です。
そしてこの奥を進んでいくと…
遺跡の端っこの中心部に、祠が祀られていました。
美しくあり、厳かでもある。世界遺産としての威厳を思う存分に見せつけられました…!
とはいえその隣には遺跡の残骸とも思われる瓦礫が残っているのも、この遺跡の貴重さをある意味物語っているのかもしれませんね…。ご興味のある方は、ぜひ早めに訪れられることをおすすめします!!
イチオシポイント:カンボジアを見晴らす天空の遺跡
さて、本来遺跡見学だけであればここで終わりなのですが、プレアビヒアの本番はここからと言っても過言ではありません!
先ほどの祠(ほこら)を取り囲む要塞のような建造物があるのですが、そこからはなんと外にも出られます。
外に出てみるとまた更に石が積み上がっています…が、気にせずそのまま通り過ぎていくと、目の前がぽっかりと広がってきます。
崖の端っこに恐る恐る近づいてみると…
目下に広がるのはカンボジア!
果てしなき地平線に向かってひたすらカンボジアが広がっています。
果てしなく絶景です。
画力が足りずにこの魅力が伝えきれないのがもどかしいです。
なんというか、「あ、この地球ってこうやって生きているんだな」ということを肌身で感じ取ることができます。
危なくない程度にこの崖の端っことかに座ると、とんでもなく映える写真が撮影できたりするので、ぜひ周りにいる観光客の方に撮影してもらったりしてください!
以上!天空の遺跡「プレアヴィヒア」の全貌をご紹介しました!
ちなみにですが、帰り道は行きしに通った道とは違うルートですので、お帰りの際もまたプレアビヒアの違った側面をお楽しみください(*^^*)
シェムリアップから距離はそれなりにあるのは事実ですが、非常に美しい遺跡なので、時間がある方は訪れてみてはいかがでしょうか(^o^)
マイル旅、最高!
以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!
早く次の旅に出たいよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次の記事ではちょっと遠征の方向性をかえて、これまた郊外に位置するロリュオス遺跡群を攻めに行きます!
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Coming soon…
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