「テレワークって誘惑多いなー」【オススメ読書本シリーズ vol.3】スタンフォードの自分を変える教室

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緊急事態宣言に伴い、大学もついに学生への門戸を閉ざすこととなった。

そのため、勉学も研究も、なにもかもが自宅で強いられることとなった。

たかが作業場所、されど作業場所。環境を変えてみると自分の想像以上に戸惑うことが多かった。

 

私にとって、今まで、大学が勉強、研究の場だった。
逆に、下宿は、休む、リラックスする場所。

場所を変えることでオンとオフを切り替えるよう意識をしていた。

大学では集中し、帰ればゆっくりする。

そのような環境作りをしていたといっても過言ではない。

 

テレワークとなると、自分の中で「ゆっくりする」と決めた場所で集中しなければならない

これが意外と難しい。

いざ「集中しよう!」と思っても、今までのだらけ癖がどんどん忍び寄ってくる。

 

また、下宿では基本的に一人で過ごすことになるというのも、それをさらに助長する。

 

例えば、難しいことがあっても、誰かに聞ける環境にない。

大学にいれば、研究室であれば誰かしら、わからないことがあっても聞ける人がいた。

もしくは、わからないことをさらっと聞きに来る人がいたりした。

そのようなわずかだが良質なコミュニケーションをとりながら解決していた難点も、すべて自分で解決せねばならないことになる。

難しい問題は、それだけで集中力をそいでいく。

インターネットでもなかなか答えが見つからない問題が数多く存在する中でさらに検索を重ねながら情報を探し続けるプロセスを繰り返すと、いずれはインターネットの誘惑に負けていく

そして、それを是正してくれる周りの眼もない。

自分の正義感だけで仕事に向き合うというのは、なんとも孤独であり、苦しいものなのだと痛感する。

 

とはいえ、この条件はみんな一緒だ。言い訳をするわけにはいかない。

しかしながら、慣れるには時間がかかりそうな気がする。

 

そんななかで久しぶりに手に取ったのが、こちらの青い本だ。

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