医療従事者が着ているあのカラフルな服をなんと呼ぶかご存知ですか?
あれは「スクラブ」という名称の服で、ゴシゴシ洗う(scrub)ことができるため、そのような名前になったそうです。
さて、このようなスクラブですが、実は白衣ではなくこちらを着て日常業務に当たるようになっている場合も非常に増えています。もしくは、白衣が必要な場合にはスクラブの上から白衣を着る、なんてスタイルも多いです。
今や医学生でもスクラブを着てもいい医学部もあるそうですし、よりカジュアルなこちらの服装のほうが社会的な風潮にも合致しているかもしれませんね(*^^*)
コー○ブルーとかの役者さんが着てたりするやつ、めちゃくちゃかっこいいよね!!(*´∀`*)
ですが、こちらのスクラブ、さすがゴシゴシ洗うという名称を誇るだけあって、どちらかといえば着心地よりも、繊維の丈夫さに重視が置かれた作りになっているものが多く、直接肌に触れるとなると少しゴワゴワとした感じがして、あまり着心地がいいとは言えません(高級なやつは除く)。
ですので、その下に何かを着ようと考えるのですが、スクラブは大半が半袖な上にVネックなので、下に着る服を選ばないとスクラブの裏にその肌着が見えてしまいます。
実際に何を着たらいいのかは、特に初めの頃はとても悩ましいですよね。
というわけで、今回はスクラブの下に着れる服の選択肢とそのときのファッションとしての特徴についてまとめてみます。
スクラブの下に着るならこれ!選べる服装4選
それでは、具体的にスクラブの下に着ることができる服について考えていきたいと思います。
スクラブの下に着る服で気になるのは、やはりその見た目が第一ですよね。
服装などが患者さんに与える印象はかなり大きい比重を占め、しばしば診療を始めとした医療業務に影響を与えます。ですので、まずは違和感のない清潔感のある服装であることが必須条件ですね。医学生や研修医であれば、上の先生たちが不快に感じない服装を選ぶこともとても重要です。
それに加えて、日常業務に影響が出てしまう服装ではやはりよろしくはないでしょう。
医療の服装とは、考えれば考えるほど複雑だったりしますが、それらを上手にバランスが取れた服装を4通りほどピックアップしてご紹介します。
普通のシャツ
まずは、いわゆる普通の肌着(下着)としてのシャツです。
これが一番オーソドックスな服装かと思います。
ポイントとしては、黒や紺など、濃い色のほうが白よりも控えめで清潔感のある印象になります。
白色のものが見えていると、逆に「下着」という印象が強くなってちょっと違和感があるような気がします。
スクラブの色が濃い色のものが多い場合も多いので、なおさらコントラストで目立ってしまうのでしょうね…。
Tシャツ
黒のシャツがない方は、黒や紺のTシャツを利用するという手もあります。
内側に着ているTシャツの襟もとが見えてしまう場合もありますが、襟元までプリントやデザインが入っているものでなければかなり自然な印象で着用することが可能です。
特にスクラブはゆったりと着用する場合が多いため、このような着方でもシルエットも特に違和感はありません。ユニクロとかGUとかのもので何ら問題ありません。
もちろんVネックのほうが無難かとは思いますが、丸首であってもあまり変な目立ち方はしませんし、そのような着方をしている人も多数いらっしゃるような印象です。
多くの方は黒系のTシャツはお持ちかと思うので、新たになにも購入したくないという方はこの方針が一番無難なのではないかなとも思います!
そして何を隠そう、私もこの方法が一番好みです(*´∀`*)
インナーシャツ
他のTシャツが問題ないなら、もちろん他のインナーシャツであっても問題ありません。
特に冬の寒い時期は、Tシャツだけでは寒さを防ぎ切ることは到底不可能です。そのため、ヒートテックなどの防寒性に優れたインナーシャツは非常に重宝します。
こちらのインナーシャツでも、やはり黒ベースのものを選んでおくほうが無難でしょう。また、インナーシャツには色々な種類の首の形状があったりしますが、タートルネックなどのVゾーンに主張が激しいものに関しては選ばないほうが無難かと思います。とはいえ、Vネックを選んでしまうと首元がやはり寒いものは寒いので、丸首あたりが無難なのではないかと思います…。
スクラブ専用インナーシャツ
これまでは色々な種類の服装を「あーでもないこーでもない」と悩みながら考えてきましたが、実はそんな難しいことを考えなくてもいいインナーシャツが存在するんです。
それが、スクラブ専用のインナーシャツです。
一見普通のインナーシャツと似ていますが、1つだけ違うところがあるんです。
ぜひ一度商品を確認して、袖に注目してみてください。
スクラブ専用のインナーは、袖が短く7分丈ほどになっているんです。
これは医療従事者のある行為を邪魔しないように、という配慮からきています。
医療従事者であれば、かなり頻繁に手洗いをします。患者さん、そして自分自身を感染などから防備する上でとても重要な手段だからです。
ですが、手首まである長袖のシャツを着ていると、どうしても手洗いが難しくなります。毎回袖をそのたびに汚い手でまくるのも億劫になりがちです。そうなると、その長袖のまま、雑に手を洗いがちに…。
なんて心配があるんですね。そんなことを気にしなくてもいいように、スクラブ専用のインナーシャツでは袖がすでに短く設計されているんです。
スクラブ専用のインナーシャツとして公式に売り出されているので、これを着ていて文句を言われる筋合いはありませんね!
大切なのは、医療従事者としての自覚
ここまで色々と服装について考えてきましたが、どの服装を選ぼうとも、大切になってくるのは医療従事者としての自覚です。
特に今は「患者中心の医療」が重要視されるので、患者さんと良好なコミュニケーションが取れる状態であることは非常に重要です。ですので、最低限のマナーが守れている服装はやはり重要でしょう。
ですが、やはり自分自身の快適さを考えたり、できれば少しおしゃれをしてみたい、と思うところもあるのではないかと思います。
そう考えると、スクラブは様々なカラーバリエーションもありますし、かさばりもしないのでかなり便利ですよね!!
周りの方々に配慮しながら、このページのポイントを参考にして自身にとって最適な服装を試行錯誤してみてください…!
医学部って、苦しいけど楽しい!
以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!
まだまだ未熟だけど頑張るよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
マイル旅、最高!
実は私、普段は「マイル旅」のことをメインにブログを書いています(*^-^*)
マイルを貯めて、使って、お得に世界中を旅したい!あなたも「マイル旅」、始めてみませんか?
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